(Photo by Elisa Calvet B. on Unsplash)
大学を休学しほぼフリーター生活を始めた2020年4月から、12月までの9ヶ月間。
気がつけば104冊の本を読破していました。
本は高校生になってからはほとんど読まなくなっていたので、
直近6年間ぐらいの年間読書冊数は、どんなに多くても20冊ぐらいだったと思います。
それから考えると、昨年は沢山いい本に出会えたすてきな1年になりました。
新しい年になったということで、9ヶ月間の読書生活を振り返りつつ、
せっかくなので今後の読書目標も立ててみようと思います。
まずは9ヶ月間の振り返り
2020年中100冊読破、達成
休学して読書メーターを始めたとき(2020年4月)に、
年内(2020年中)には、あわよくば100冊読破したいな
なんて、なんとなーく考えていたので104冊読破はとても嬉しいです。
1年で100冊読破することはできそうな気がしますが(あくまでわたしの感覚で、ですが)、
1年経たずに9ヶ月で100冊読破したのはわたし自身も驚きなので、自分で自分を褒めたいです。
もちろん、休学して沢山時間ができたことが大きいです。
平日なら大学生の講義中ですが、わたしは曜日関係なく、予定がなければどんな時間でも読書に費やすことができました。
本代は約12万円
本は図書館で借りるのではなく、全て新刊書店orAmazonで購入しているので、まぁお金がかかることかかること(笑)。
毎月何かしらの本を予約したり、大型書店で1万円分購入なんてことを3回ぐらいやったりしていました。
なのでちょこちょこ本を買うというよりも、まとめて一気に買って一気に本が増える日々でした。
12万円あれば、大学生がちょっと長めの国内旅行を楽しめる金額ですね。
読書メーターを始めてよかった!!!
わたしはTwitterやインスタ等の、自分の意見を世界に発信するSNSをやっていません。
なので、読書メーターという”自分の本の感想を見知らぬ方に発信する”ことを始めるのに、最初はかなりドキドキしましたが、
自分の感想を読んでくださる方がいらっしゃったり、
読んだ方の感想を見ることができたり、
自分と同じ本を読んだ方が、他にどんな本を読んでいるのかがわかったりして、読書の幅がかなーり広がりました。
まわりに本を読んで話し合える友達がいないので、
ネットで読書仲間と繋がれてとても嬉しい!!!
104冊中、おすすめの本TOP3
ここからは、104冊の中でも印象深く心に残った本を、おすすめの本TOP3としてご紹介します。
選んだ基準としては、友達や知人に
「おすすめの本何かある?」
と尋ねられたときに、
これめっちゃ面白いから読んでみて!!!
とソッコーで言える本か、良さをプレゼンできる本かどうかで選びました。
凪良ゆう「流浪の月」
読書家の方ならご存知の方も多いと思います。
2020年本屋大賞受賞作です。
アイスクリームのブックカバーからは想像できないような、あまりにも衝撃的な内容の本なので、読後に爽快!ほっこり!みたいな温かな物語を求めている方は苦手な話かもしれません。
それでも、この本は多くの方に読んでいただきたい・・・!!!
「自分のあの時の行動は間違っていたのか?」
「自分の中の”正しい”と思い込んでいた物差しは、誰かにとっての”間違い”であり、”敵”でもあったのではないのか?」
「大切な人ってなんだろう? 大切ってなんだろう?」
自分の中の今まで正しいと思い込んできた価値観が、実は正しくなくて、間違いだらけかもしれない。
そして今までの自分の正しいと思い込んできた物差しで、誰かを傷つけていたのかもしれないな、と、自分の人生を思わず振り返ってしまう本になります。
そして人は自分ひとりじゃなくて、誰かと生きているからこそ、弱くもなるけれども、でも、強く生きていくことができるんだと思えます。
「流浪の月」がきっかけで、凪良ゆうさんの他の作品も読むようになりました。
【2020年本屋大賞 大賞受賞作】流浪の月の感想
最初の30ページほどで、あ、これ絶対読んでてしんどくなると予想したので、毎日恐る恐るページをめくってやっと読了。悲しくなりそうで続きを読むのがこわかった。ふたりを取り巻く人たちの言葉や行動に何度も、違う、そうじゃないのに、ほんとうは違うのにって思って読んでて辛くなった。ほんとうのことは当人たちしか知らないし、人が違えばそれぞれにとっての「ほんとう」も違う。自分の勝手な物差しでものごとを測って納得して、それで知らぬ間に誰かを傷つけることが、世間だけでなく自分にもあるのではないかとふと考えこんでしまいました。
読了日:09月08日 著者:凪良 ゆう
本多孝好「MOMENT」
もうね・・・とにかくいい本です(語彙力)。
出てくる人、文体、雰囲気が、なんというか・・・柔らかくて、あからさまじゃないけど優しくてあったかい、そんな素敵な雰囲気が漂っている本になります(語彙力)。
わたしが2020年出会ってよかったNo. 1の本です(つまりamhonのドストライク)。
「MOMENT」がきっかけで、本多孝好さんの他の作品も読むようになりました。
続編の「WILL」「MEMORY」も合わせて読むと感動が増すので、ぜひ合わせてご一読いただきたいです。
本をあまり読まないと言うバイト先の社員に
「なんか面白い本知らない?」
と聞かれておすすめしたところ、後日読破していただき、
「面白かった!続きも気になる!」
とのお言葉を頂戴いたしました。
めちゃくちゃ嬉しかった😆
MOMENT (集英社文庫)の感想
うまく言葉に表すことができないけど、このMOMENTのような感じの小説が1番好きです。神田と森野のふたりのやりとりが面白くて、なんだかむずがゆくて、思わず笑ってしまうところもありました。特に神田の「魂を汚さぬように鍛えながらロマンチックな大人になる」の一言、あ、いいな、わたしも将来の目標聞かれたらこうやって答えよう、なんて思ってしまいました。(笑)次の「WILL」「MEMORY」も読むのが楽しみ。
読了日:08月10日 著者:本多 孝好
吉岡純子「日本人こそ、宇宙にお願いすればいい。」
タイトルに”宇宙”と出てきた時点で、
「なんか怪しくない?」
と、敬遠する方もいらっしゃいそうですが、そんなことはありません(笑)。
自分の人生をもっと楽しく生きるためにはどうすればいいか?のヒントが詰まった本になっています。
今まで読んだどの引き寄せの本の中でも、1番わかりやすくて読みやすい本です。
ぶっちゃけ引き寄せは信じても信じなくても、どっちでもいいと思うのがわたしの考えです。
引き寄せの法則(類は友を呼ぶ、自分の考えたことや感情が現実になる)を他の人に信じて!と強要する気はまっっったくありません。
でも、
「どうせわたしはこのレベルだからこのままでいいや」
と諦め、楽しくないことをずっと考えながら、嫌なところばかりを見て生きるよりも、
「あぁなったらいいな」
「こうなりたいな」
と理想を想像しながら、ワクワクして生きる方がめちゃくちゃ楽しいと思う派なので、
引き寄せの法則を信じる信じない云々よりも、今よりももっといい気分で過ごしたい!と思う方にとって、読んでよかったと思える1冊になると思います。
「でもこういう本って、ただ祈れとか、思っただけで現実になるから大丈夫!とか言ってるんじゃないの?」
と、思う方もいらっしゃいそうな気がしますが(昔のわたしならそう)、
ただ願っただけで何もかも自分の思い通りに人生が運ぶ、のではなく、
願いつつ自ら行動することの大切さも説いています。
当たり前ですが、行動しないと何も生まれませんし、状況も変わりません。
「引き寄せの本ってなんか宗教臭くて苦手」
「スピリチュアルっぽいの無理」
「自己啓発系はまじで読まない」
という、引き寄せ系、自己啓発系の本は苦手な方or今まで読んだことがない方にこそ、読んでいただきたいです。
わたしも”スピリチュアル”っていう言葉は苦手です🙄
読んだ104冊の本リスト
以下が読んだ104冊の本のリストになります。
感想がないものもかなりありますが、感想があるものないものも含めて時系列になっています。
ナイスを押してくれた方、ありがとうございます。
2020年の読書メーター
読んだ本の数:104
読んだページ数:27463
ナイス数:926
クリスマス・キャロル (集英社文庫)の感想
昔は自分のためになることしか考えて生きていなかったのですが、大学生になって、自分のために生きるのはもちろんだけれど、誰かのために何かをする方が自分のためにすることよりももっと楽しいしうれしいなと気づきました。今の時代だからこそ、どんな年代のどんな方にもおすすめしたい本です。
読了日:04月30日 著者:チャールズ・ディケンズ
自分のことは話すな 仕事と人間関係を劇的によくする技術 (幻冬舎新書)
読了日:04月30日 著者:吉原珠央
片想い (文春文庫)の感想
20年前に出版された本ですが、今読んでも衝撃的で先見性のある内容です。性別ってなんだろうと考えさせられます。
伝えたいと思うことや相手があっても、お互い伝えることなくそのまま疎遠になり、数十年後にあぁこんな気持ちだったな・・・と昔の淡い気持ちを思い出しつつ、結局何も伝えないことはこの世にたくさんあるだろうし、そういう出会いがこれからも増えていくんだろうなとしみじみ思いました。
読了日:05月20日 著者:東野 圭吾
ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)
読了日:05月21日 著者:東野 圭吾
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
読了日:05月31日 著者:岸見 一郎,古賀 史健
幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII
読了日:06月01日 著者:岸見 一郎,古賀 史健
痴人の愛 (新潮文庫)の感想
最後らへんは譲治ほんとばかでしょ・・・と突っ込みながら読んでいました。でもナオミのような魅惑的で小悪魔な女性に惹かれ、いつのまにか譲治のようになっていた、なんて経験のある男性は、今も昔も案外いらっしゃるのではないでしょうか。ナオミのようになりたいとは思わないけど、身近にナオミのような方がいたら、その天真爛漫さと自由奔放さ、わがままさに魅せられ、思わず注目してしまうと思います。
読了日:06月17日 著者:谷崎 潤一郎
ゴーストハント1 旧校舎怪談 (角川文庫)
読了日:06月18日 著者:小野 不由美
ゴーストハント(1) (なかよしコミックス)
読了日:06月18日 著者:小野不由美,いなだ詩穂
ゴーストハント2 人形の檻 (角川文庫)
読了日:06月19日 著者:小野 不由美
ゴーストハント(2) (なかよしコミックス)
読了日:06月19日 著者:小野不由美,いなだ詩穂
卒業 (講談社文庫)の感想
どんなことでも卒業のときは寂しい、離れたくない、ずっとこのまま続けばいいのにな、なんて思うのに、いつの間にかないことに慣れてしまい、そのときの気持ち忘れてしまう。今仲が良い仲間たちと、いつか時間を共有することも、思い出を作ることも、会うこともない時間がやってくるのだろうと思うと、もう少しだけ、あと少しだけ、このままでいたい、大人になんてなりたくないと思います。でもそう気づいた今のこの時点で、もう大人になりかけているのかもしれません。
読了日:06月22日 著者:東野 圭吾
むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)
読了日:06月23日 著者:東野 圭吾
試着室で思い出したら本気の恋だと思う (幻冬舎文庫)の感想
実らなかった恋にも、ちゃんと実ができている。確かにそうだな、と思います。どうなることもなかったけど、だからこそ思い出や気づけたことがあって、ありきたりな表現になってしまうけど、今の自分がいる。実らなかったらからこそ、ちゃんと実ができていると、どうしても思い込みたい気持ちがあるのかもしれません。でもたとえ思い込みでも、実ができていると思うことで、心が軽くなってまた前を向けるのなら、それでいいかなと思います。
読了日:06月23日 著者:尾形 真理子
読書する人だけがたどり着ける場所 (SB新書)の感想
読書が好きな自分を誰かに肯定してほしくて、この本を読みました。確かに、いろんな本を読む方が偏って読むよりもバランスが良く、知らない世界がもっと広がると思います。ただ、楽しい、もっと読みたい学びたい、と思えるのであれば、偏った読書があってもいいんじゃないかなと思いました。読書が好きな方にとって、もっと読書がしたくなるし、読みたい本も読み方も広がる1冊になると思います。
読了日:06月24日 著者:齋藤 孝
深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)の感想
サイコロ博奕に興味を惹かれ、はまっていく心情が細かく描かれていて、読んでいてドキドキハラハラ。こうやって人はギャンブルの沼に落ちていくんだと思いました。絶対にやらない、と思っていること、思っている方ほど、ふとしたきっかけでのめり込んでしまうものなんだろうな。わたしも旅に行きたくなりました。
読了日:06月28日 著者:沢木耕太郎
ひとりの時間が僕を救う
読了日:06月28日 著者:パーカー
女生徒 (角川文庫)
読了日:07月01日 著者:太宰 治
星の王子さま (集英社文庫)の感想
「きれいに見えるのは何かを隠しているからなんだ!」っていう言葉、すごくわかります。自分が今よりももっと若かった頃に憧れたあの人は、自分が知ることは決してないような秘密(内緒にしていることじゃなくても、知ることのないような過去だったり思い出だったり、内に秘めた想いだったり)があるし世界を知っている、そんな気がするからこそ、惹かれるし憧れたんだと思います。これは過去ももちろん、今もこれから出会う人との人間関係でも言えることだと思っています。
読了日:07月09日 著者:Antoine de Saint Exup´ery,アントワーヌ・ド サン=テグジュペリ
ホテルローヤル (集英社文庫)の感想
明るい話ではありません。日陰でもない影にいるような気持ちになる話です。わたし自身が大学生で人生経験をあまり積んでいないからか、読んでいて共感するところはなかったような気がします。むしろ、「え、なんでそんな暗く考えるの?なんでもっと自分が幸せになることを考えないの?」とか、思っちゃたりしました。多分、今だからこそ思うことなのかな。それぞれの登場人物がその後、どのような人生を歩んでいくのか気になります。短篇で読みやすかったです。
読了日:07月10日 著者:桜木 紫乃
モモ (岩波少年文庫(127))の感想
小3のときに担任の先生が読んでいたので、気になって読んでみたけど、よくわからなくなって途中までしか読めませんでした。大学生になり読み直して無事読了。時間を花で表しているところがすてきだと思いました。作者の感性がとてもきれいです。大学生の今読んだからこそ、生産、効率を求める大人たちの気持ちが理解できます。そんな自分に成長と少し寂しさも感じます。老若問わず読んでほしい本です。
読了日:07月18日 著者:ミヒャエル・エンデ
真夜中の五分前―five minutes to tomorrow〈side‐A〉 (新潮文庫)の感想
好き嫌いがはっきり分かれるとは思いますが、考え方や言葉の使い方が面白くて、わたしはこの主人公の”僕”、嫌いじゃないです。捻くれてるって周りから距離を置かれているか、苦手意識を持たれそうな人だけど、わたしにはない感覚を持っているので、良い意味で一目置いちゃうし惹かれると思います。「え、なんでそんな風に考えるのウケる(笑)もっと聞かせて」って、話しかけたくなる人だな〜。最後の終わり方はしっくりこなくて、よくわかりませんでした。また何年後かに読むとわかるようになるのかな。
読了日:07月22日 著者:本多 孝好
真夜中の五分前―five minutes to tomorrow〈side‐B〉 (新潮文庫)
読了日:07月27日 著者:本多 孝好
おジャ魔女どれみ16 (講談社ラノベ文庫)の感想
おジャ魔女どれみが大好きな方は絶対に読んでいて楽しい本。大好きなアニメが完結したと思いきや、時が経って成長したどれみたちが小説として出てくるなんて、ほんとうに嬉しいです。登場人物や物語を忘れている方は、小学校時代のエピソードがちょこちょこ出てくるので、アニメを全部観てから読むことをおすすめします。文庫本は既に入手困難な希少本となりつつありますが、探し続けて手に入れて良かったです。
読了日:07月31日 著者:栗山 緑
おジャ魔女どれみ16 Naive (講談社ラノベ文庫)
読了日:08月05日 著者:栗山 緑
おジャ魔女どれみ16 TURNING POINT (講談社ラノベ文庫)
読了日:08月08日 著者:栗山 緑
やめるときも、すこやかなるときも (集英社文庫)の感想
壱晴に性格も考え方もぴったりな人がいます。多分あの人も壱晴が真織に抱いたような気持ちが芽生えて恋をするんだろうなと思いました。誰かを心から思うこと、思われることが羨ましいと思うわたしは最初の頃の桜子の気持ちに少し共感します。淡くて丁寧な小説です。もしも続編が読めるなら、壱晴と桜子以外のまわりの登場人物から見た、壱晴と桜子のその後をみて見たいと思いました。
読了日:08月09日 著者:窪 美澄
MOMENT (集英社文庫)の感想
うまく言葉に表すことができないけど、このMOMENTのような感じの小説が1番好きです。神田と森野のふたりのやりとりが面白くて、なんだかむずがゆくて、思わず笑ってしまうところもありました。特に神田の「魂を汚さぬように鍛えながらロマンチックな大人になる」の一言、あ、いいな、わたしも将来の目標聞かれたらこうやって答えよう、なんて思ってしまいました。(笑)次の「WILL」「MEMORY」も読むのが楽しみ。
読了日:08月10日 著者:本多 孝好
WILL (集英社文庫)の感想
「どうしても幸せになって欲しい人。その人には誰か別な人を愛していて欲しい。誰か別な人を愛したのなら、私はたぶん、心からその愛情を祝福する。一人枯れていくこの先の時間に安らげるだろう。」森野のこの気持ちに胸が痛くなるぐらい共感しました。読みながら思わず「お〜!」と言ってしまったぐらい、最後の終わり方が良かった。人の誰かを想う気持ちが、最初ははっきりと分からなくても、後々じわじわ伝わってくる小説です。前作の「MOMENT」もこの「WILL」も、どちらも大好き。
読了日:08月11日 著者:本多 孝好
いちご同盟 (集英社文庫)の感想
自ら死に触れて感じて考えて、悩み葛藤する良一の気持ちがわかります。でもその気持ちすら懐かしい感じがするので、わたしはいつの間にか少し大人になったのかも。生と死と思春期の葛藤を描いた本なので、ずっしり来ると思いきや、難しい言葉がなく、やさしい文体で読みやすいです。読後も重くならずに穏やかな気持ちになれます。良一たちと同じ15歳のときに読んでいたら、もっと心を揺さぶられて衝撃的な本になっていたと思います。読んで良かった。
読了日:08月13日 著者:三田 誠広
沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる 1 (BUNCH COMICS)
読了日:08月14日 著者:空 えぐみ
サラダ記念日―俵万智歌集の感想
高校生の頃、助動詞が全くわからずに国語のテストで赤点を取った理系の大学生です。この「サラダ記念日」を読んで初めて、国語を真面目に勉強しておけば良かったと本気で思いました。思わず共感できる歌が多くて、これからもふとしたときに読み返す作品になりそうです。印象に残った歌のひとつは「いつもより一分早く駅に着く 一分君のこと考える」毎日の中にあるしあわせを見つけて、五七五七七に当てはめてうたうのがすてきだと思いました。
読了日:08月15日 著者:俵 万智
パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)の感想
自分の感情が理性を超えそうになることも、超えることもあるし、自分の中の純粋な気持ちに向き合いたくなくて、「わからない」と言うこと、誰だって経験があると思います。例え裏切られて心底憎いとしても、それでも相手との間で諦めきれないものがあったり。側から見れば、自分本位だとかなんで誤魔化してるの?とか、幸せになれないからさっさと切り捨てて、優しすぎ、なんて思うかも。いろんな色の感情も欲望も相手を思う気持ちもごちゃごちゃになって矛盾だらけで、うまく言えないけど人間の本でした。3人それぞれの気持ちがわかる。
読了日:08月17日 著者:東野 圭吾
チョコレート革命の感想
たった31文字で情景がありありと思い浮かべられる。シャンプーを選ぶ横顔見ておればさしこむように「好き」と思えり、とか。あ、いいなこれ、この気持ちわかるなと共感できる歌も、わからない歌もあって、読み返す度に新しい気分になれそうな本です。サラダ記念日よりも、チョコレート革命の方がわたしは好きかも。
読了日:08月17日 著者:俵万智
おジャ魔女どれみ17 (講談社ラノベ文庫)
読了日:08月17日 著者:栗山 緑
おジャ魔女どれみ17 2nd ~KIZASHI~ (講談社ラノベ文庫)
読了日:08月21日 著者:栗山 緑
読書間奏文の感想
エッセイは普段読まないけど、セカオワが好きなので手に取りました。さおりの音楽に対する考え方とか、どんなことを考えて生きてきたのかが知れて、曲にじっくり向き合って聴くことが多くなりそう。非効率なのは悪い訳じゃなくて、手間ひまかけたものの方が簡単に得られたものよりも愛おしくなることがあるっていうのが、すごく共感する。いつも文庫本ばかり買うけど、このエッセイを読んだら単行本が買いたくなってきた。読みやすくてやわらかい、やさしい文体なので、さおりの文章はこれからも読み続けると思う。「ふたご」を読むのが楽しみ。
読了日:08月29日 著者:藤崎 彩織
おジャ魔女どれみ17 3rd ~COME ON!~ (講談社ラノベ文庫)
読了日:08月30日 著者:栗山 緑
永遠の放課後 (集英社文庫)の感想
「いちご同盟」のやさしい文体と穏やかな空気感が気に入ったので、他の作品もそんな感じの雰囲気だったらいいなと思って探していました。さらっと読めちゃう本です。例えるなら、そよ風みたいな。今も今までもどこかで起こっていそうな、ありそうな、誰かの人生の一部分を垣間見るようなやさしい雰囲気の本で、わたしは好きです。途切れ途切れでも、たまにでもいいから、「ぼく」たち3人は年を重ねても音楽を通じて繋がっていてほしいなと思いました。女性ひとりを含む男女3人の話といえば、夏目漱石の「こころ」を思い出して読みたくなりました。
読了日:08月31日 著者:三田 誠広
FINE DAYS (角川文庫)の感想
「FINE DAYS」「眠りのための暖かな場所」は、恋愛というよりホラー小説を読んでいる気分になります。あれ、これ恋愛短編集って書いてあったけどなぁと思い出して、あらすじを読み直したぐらい。先が読めなくて、どきどきしながら読みました。「イエスタデイズ」はファンタジーのような話。東野圭吾の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が好きな人におすすめ。「シェード」は、最初らへんで物語のラストが大まか予想できました。読後は老婆の語った物語も、アンティークショップも、老婆自身も、もしかするとファンタジーじゃないか?と思いました。
読了日:08月31日 著者:本多 孝好
MEMORY (集英社文庫)の感想
「MOMENT」「WILL」に続いて、大学時代、バイト先の病院で患者たちの願いを叶えてきた神田と、18歳で家業の葬儀屋を継いだ森野のシリーズ3作目。神田と森野が話のドストライクに来るわけじゃないので、ふたりを求めている人にとっては、ちょっと物足りない本かも。とはいえ、前作、前々作でちょこっと出てきた話の伏線が回収されていくので、「MOMENT」「WILL」を読了している方にはぜひともおすすめしたい1冊です。とくに最後の話がよかった。ほっこりしました。このシリーズに出会ってよかったです。
読了日:09月01日 著者:本多 孝好
おジャ魔女どれみ18 (講談社ラノベ文庫)
読了日:09月02日 著者:栗山 緑
ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1 (集英社文庫)
読了日:09月03日 著者:本多 孝好
明け方の若者たちの感想
「こんなはずじゃなかった人生」をこれから生きることになるかもしれないであろう大学生のわたしを、素敵な装丁で引き寄せ、ただの甘い恋愛小説を漂わせつつ、一気に社会の現実を突きつけてきた本。慌ただしくて怯えているような雰囲気の世の中、未来の社会人が読むんじゃなかったかなと、途中で今読んだことを後悔して落ち込みましたが、最後の予想外のオチに救われました(笑)。でも大学生に積極的に勧めたいとは思わない本かな。いろんな経験を経ていろんな感情も思い出も持ってる、社会人のおとなのための恋愛小説だと思いました。
読了日:09月04日 著者:カツセ マサヒコ
博士の愛した数式 (新潮文庫)の感想
中学生のときに読んだ本。文庫本フェアで見かけて再読。昔は飛ばし読みしていたであろう数学の部分が、今は理解できて楽しく読むことができました。わかりたいけど、自分の理解できる範囲を超えていてわからない。でも、それでも少しでもわかるようになりたいし気になる。これをわかるあの人はどんな世界を見ているのだろうと、思いを馳せながら自ら学ぶ主人公は、こちらに学ぶ気持ちを思い出させてくれます。わたし自身、背番号を素数であるという理由で選んだので、素数が気になる主人公に共感。もっと数学がわかるようになりたいと思いました。
読了日:09月08日 著者:小川 洋子
【2020年本屋大賞 大賞受賞作】流浪の月の感想
最初の30ページほどで、あ、これ絶対読んでてしんどくなると予想したので、毎日恐る恐るページをめくってやっと読了。悲しくなりそうで続きを読むのがこわかった。ふたりを取り巻く人たちの言葉や行動に何度も、違う、そうじゃないのに、ほんとうは違うのにって思って読んでて辛くなった。ほんとうのことは当人たちしか知らないし、人が違えばそれぞれにとっての「ほんとう」も違う。自分の勝手な物差しでものごとを測って納得して、それで知らぬ間に誰かを傷つけることが、世間だけでなく自分にもあるのではないかとふと考えこんでしまいました。
読了日:09月08日 著者:凪良 ゆう
ストレイヤーズ・クロニクル ACT-2 (集英社文庫)
読了日:09月10日 著者:本多 孝好
【第163回 芥川賞受賞作】破局の感想
文学YouTuberのベルさんが推していたので気になり、買ってすぐ一気読み。芥川賞作品を読むのは、中学生の時に赤染晶子著「乙女の密告」を読んで以来です。乙女の密告と同じく、いやなんだこれ全然わからん、というのが正直な感想。でもベルさんの動画を見たあとに読み返すと、隠喩が多く含まれていることに気付きました。何かがわかるというよりも、読み終えたあとに隠喩を自分なりに解釈しながら想像を膨らますと、面白い作品になるのかも。例えば高校の国語で、この本のメタファー解釈発表会とかやってみたら楽しそうだと思いました。
読了日:09月15日 著者:遠野遥
君が夏を走らせる (新潮文庫)の感想
二度寝前にちょっとだけ読み進めるつもりが、面白くて一気読み。太田が作る料理がとても美味しそうだったので、読了後はわたしもチャーハンを作ってしまいました(笑)。雨のあとのグラウンドとか、自然がある場所のあのみずみずしくて新鮮な匂い、わたしも好きです。「あと少し、もう少しこんなふうでいられたら、そう思える時間が過ごせて、本当によかった」上原のこの一言を思い出したり、陸上部時代に思いを馳せる太田には、これからももっと走ってほしいです。君が夏を走らせるっていうタイトルも好き。「あと少し、もう少し」も読んでみたい。
読了日:09月15日 著者:瀬尾 まいこ
彼女が好きなものはホモであって僕ではないの感想
興味深いテーマだと印象に残っていたドラマの原作本。「本当の宝物は自分の中だけにしまっておきたくなるもの」「好きに理由なんてなくない?」この言葉にすごく共感。大事なものは独り占めしたいし、ほんとうに大好きなものの理由なんて、うまく言葉に表せられないからです。「こんなことは間違っているって素直に思えないんだ。そういうこともある、そういう人もいるって、彼の死に納得してしまう」1番印象に残ったのはこのひとこと。1年以上経っても言語化できなかったわたしの胸の奥にあった気持ちを純は語ってくれていました。
読了日:09月16日 著者:浅原 ナオト
ふたごの感想
第1部は、振り回す月島に対して人の気持ち考えたことある?と問い詰めたくなったし、振り回されるなっちゃんにも自分の気持ちをもっとガツンと言えばいいのにと思いながら、イライラしながら読んでいました。でも第2部を読んで、月島のことはなんかもう全部帳消しにしてもいいやって思ってしまったわたしも、なっちゃんが振り回されたように月島に振り回されてるなって気づいた。いつの間にか、それぐらい物語にのめり込んでいました。もっと似合うタイトルがある気がするけど、今は思いつかない。セカオワを知らないときにも読んでみたかったな。
読了日:09月20日 著者:藤崎 彩織(SEKAI NO OWARI)
クスノキの番人の感想
不思議だけど、日本のどこかに実際にありそうな話です。もし誰かがわたしにクスノキを通して伝えたいことがあるなら、もちろん受け取りに行くけど、自分の生きてきたこれまでの感情も思考も晒してまで誰かに思いを伝えようとは思わないので、わたしは預念しないかな。ホテル柳澤もヤナッツホテルもどちらもすてきなホテルで、読んで想像して泊まりたくなってきました。読者が気が付かぬうちに、玲斗は少しずつ頼もしい番人に成長していたんですね。クスノキを訪れる人目線からの短編集があったらぜひ読んでみたいです。
読了日:09月21日 著者:東野 圭吾
心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている (角川文庫)の感想
中学生の頃に単行本で読んでハマったシリーズ。内容は忘れていたけど、八雲と晴香のふたりが好きで面白かったことを思い出し再読。大学生になった今読んでもやっぱり面白くて、二度寝するはずが夢中になって一気に読み終えました。ホラー系、心霊系のものは怖くて今まで読んだことのない方でも、読みやすい本だと思います。小野不由美著「ゴーストハント」シリーズが好きな人におすすめしたい本です。
読了日:09月22日 著者:神永 学
心霊探偵八雲2 魂をつなぐもの (角川文庫)
読了日:09月23日 著者:神永 学
心霊探偵八雲3 闇の先にある光 (角川文庫)
読了日:09月25日 著者:神永 学
わたしの美しい庭の感想
「誰かに証す必要なんてなく、わたしはわたしを生きていけばいい」この本に救われる方は大勢いらっしゃると思います。どんな感情のどんな状態の人間でも、ここにいてもいいんだよーって受け止めてもらえるような本です。切りたい縁をぱっと思いつかない今でも、縁切り神社はリフレッシュできそうなので行ってみたいです。わたしも桃子と同じく叱られているような気がして、茨木のり子の詩をきちんと読んだことがないのですが、桃子のように今改めて読んだら印象が変わっているのかなと思いました。次本屋さんに行った時に詩集を探してみます。
読了日:09月27日 著者:凪良 ゆう
ストレイヤーズ・クロニクル ACT-3 (集英社文庫)の感想
昴たちもアゲハたちも救われてほしくて、どうにか幸せになってほしいと願いながら恐る恐る読み進めました。今の時代と重なるところもあるので、決して”ありえない世界”を描いているわけではありません。昴たちやアゲハたちのような人間が生まれてくることは、近い未来に起こり得ることだと思います。超能力者という常識ではありえない設定の中でも、登場人物たちに人間らしさ、憎めなさを出してくるのは本多孝好らしい作品だと思いました。どんな悪人でも、あぁ人間なんだなと思わせてくれるシーンを描いてくれるところが好きです。
読了日:10月01日 著者:本多 孝好
アーモンドの感想
「本屋は何千、何万という作家たちが、生きている人も死んだ人も一緒になって押し合いへし合いをしている、すごく人口密度の高い所だ。でも本は静かだ。手に取って開くまでは、まるで死んでるみたいに黙りこくっている。そして、開いた瞬間から話し始めるのだ。ゆっくりと、ちょうど僕が望む分だけ。」本は友達のようなものなので、この文章を読んだときにすてきな表現だなと思いました。もっと複雑で、うまくいかないような、問いかけるような話を好む方は好みじゃないかもしれません。読みやすくて、10代の若者におすすめしたい本です。
読了日:10月02日 著者:ソン・ウォンピョン
2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義 (星海社新書)の感想
わからない言葉を調べながら、辞書を片手に読了。身が引き締まる言葉ばかりで、これから幾度か読み返すことになりそう。明るい未来を描き応援してくれる方がいるんだと、ちょっと頑張ろうかなと思った悟り世代の者です。「読んで終わり、聞いて終わりではなく行動せよ」「自分の人生は自分で考えて決める」1番納得した言葉は「援助が非合理を温存する」まさにわたしの住んでいる地域のことを言い当てていると思います。「人間だと思うから腹が立つ、相手を猿だと思えば腹は立たない」これはバイトでイライラしそうなときに思い出したい教訓です。
読了日:10月06日 著者:瀧本 哲史
君の隣に (講談社文庫)の感想
読み始めて、あらすじとなんか違うけどなーと感じながら、scene5まで結局どうなるんだろう?としっくりこないまま読み進めました。最終章のscene6でようやく話が繋がり、え、そういうこと?!と最後に勢いがついて読了。その人のいいところを見つけて、そこだけを見つめ続けられるってすごい、渚に会ってみたい。それができたらもっと人生が楽しくなりそう。かなり酷いことをしている登場人物たちの中で、ごく普通の中学生であろう豊の視点が最後にあるところも、「君の隣に」っていうタイトルもいいなと思いました。
読了日:10月07日 著者:本多 孝好
おジャ魔女どれみ18 2nd Spring has…… (講談社ラノベ文庫)
読了日:10月14日 著者:栗山 緑
【ビジネス書大賞2020 大賞受賞作】FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
読了日:10月16日 著者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド
星の王子さまの恋愛論 (集英社文庫)
読了日:10月18日 著者:三田 誠広
最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法
読了日:10月18日 著者:メンタリストDaiGo
十角館の殺人(1) (アフタヌーンKC)
読了日:10月19日 著者:綾辻 行人,清原 紘
十角館の殺人(2) (アフタヌーンKC)の感想
中高生の頃にどハマりした館シリーズの代表作がコミックになっていると知り、読みた過ぎて1巻発売後は即購入しました。2巻が待ち遠しかったです。登場人物が美男美女、かつ絵も綺麗でだからこそ怖さ残酷さが際立っていると思います。原作既読で結末を知っていても、2巻の絶妙なタイミングの伏線描写に、あーそう来たか!と言わずにはいられませんでした。原作とちょこちょこ違う設定にも、原作ファンは楽しめると思います。殺人メインの話だけど、4コマ劇場でわちゃわちゃしてる登場人物たちに救われました。3巻も楽しみです。
読了日:10月19日 著者:綾辻 行人,清原 紘
図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編 3 (花とゆめCOMICS)
読了日:10月20日 著者:弓きいろ
おジャ魔女どれみ19 (講談社ラノベ文庫)
読了日:10月22日 著者:栗山 緑
図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編 1 (花とゆめCOMICS)
読了日:10月24日 著者:弓きいろ
図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編 2 (花とゆめCOMICS)
読了日:10月25日 著者:弓きいろ
会いたい気持ちは言葉じゃなくて行動で示せ走って来い (〈@〉night)の感想
「匂わせるな、嗅がせろ」「こっちが縛ってるんじゃなくてオメーが解き放たれすぎなんだよ!!」などなど、ストレートな表現が面白くて、久しぶりに本を読みながら笑いました。今が1番旬な本だと感じたので、最近しんどいな〜って思う大学生に今おすすめしたい。心が軽くなります。逆に言えば、数年後に読むと古臭く感じるかも。「好きな人が好きな自分を作るんじゃなくて、自分がなりたい自分になろ」「大丈夫、1年後には絶対笑えてるかから」「行動しないで悔やむより、自分で決めて動いて悔も」とか、いいことも言ってます。#ニコカド2020
読了日:10月29日 著者:メンヘラ大学生
ありえない「妄想」でお金も恋も引き寄せる!の感想
タイトルと見た目が怪しさ満点すぎて、疑って手にとったのはわたしだけではないと思います(笑)。今年起こった自分ではどうにもならない良いことは、こうなったらいいなーと去年何気なく考えていたことばかりだと最近になって気付き、普段は絶対読まないようなこちらの本を読んでみました。勘違いしている方も大勢いそうですが、かずみんさんがおっしゃるように妄想するだけでは何も引き寄せないと思います。引き寄せに興味関心あるなしに関わらず、”現実化するのは自分の感情や波動”と心得て、今幸せを感じて生きることが大切だと思いました。
読了日:10月30日 著者:かずみん
「頑張らない」で引き寄せる! 願いが叶う、ちょっとあほになる方法
読了日:10月31日 著者:かずみん
ゴーストハント3 乙女ノ祈リ (角川文庫)
読了日:11月01日 著者:小野 不由美
妄想は現実になる 「引き寄せ」の悩みはこれで解決!
読了日:11月02日 著者:かずみん
ゴーストハント(3) (なかよしコミックス)
読了日:11月02日 著者:小野不由美,いなだ詩穂
あほスイッチ! ネガティブ思考が一瞬で「わくわく」に変わる
読了日:11月05日 著者:かずみん
フランス人は10着しか服を持たない コミック版 ファッション&ビューティ 編
読了日:11月06日 著者:村田 順子
人は顔を見れば99%わかる: フランス発・相貌心理学入門 (河出新書)の感想
顔で人を知る相貌心理学という学問があることに驚きました。自分がどのような人間なのかが知りたくて読んでみましたが、当たっているかも?確かに、寒暖差で顔の特徴は違うし、子どもができると母親の顔は変わると思う派なので、顔に情報が表れるっていうのは肯けます。1番心に残ったのは、相貌心理学の大原則「内面が変わるから、顔が変わり人生も変わる」。ビジネスシーンでの活用例が多いので、主に社会人におすすめしたい新書です。
読了日:11月09日 著者:佐藤ブゾン貴子
「本能」を知れば、もう振り回されない! 恋愛&婚活以前の 男のトリセツ
読了日:11月10日 著者:神崎メリ
改良の感想
白いカバーを外すと表紙が蛍光ピンクっていうところも、美しくなりたいと言う私の美への追求を表してる?破局と同様によくわからない作品だったけど、破局より読みやすいかな。男の人が書いた小説って感じ。性の境界線って、曖昧で複雑なものだと思うので、主人公みたいな考え方、行動する人がいても何も変じゃないと思う。性的な描写が生々しいので、男性読者は読みながらどういう気持ちになるんだろう。遠野遥よくわからん〜と言いつつ、なぜか読みたい気になるので、新刊が出たら出たで結局読んでいると思います。
読了日:11月10日 著者:遠野遥
無理もしない 我慢もしないで愛される 溺愛理論
読了日:11月11日 著者:瀬里沢 マリ
滅びの前のシャングリラ (単行本)の感想
もうすぐみんな死んでしまうとわかったら、わたしは誰に会って何をして過ごすのだろう。過ぎたことを後悔し続けて感覚が鈍って性格もどんどん歪んで、今の感性がなくなってしまうのか、あるいは逆に極限まで追い詰められた挙句、悟りを開いて無の境地に陥るのか、想像がつきません。連絡先はあるけどいざとなったら誰にも連絡できない路子の気持ちには共感。友樹を思う母親が愛情にあふれていてすてきな人です。荒んで崩壊していく過程が生々しくて、世界が同じような状況になったらこの本のようになるんじゃないかなと思います。
読了日:11月13日 著者:凪良 ゆう
鈍感な世界に生きる 敏感な人たち (Highly Sensitive Person (HSP) ) (心理療法士イルセ・サンのセラピー・シリーズ)
読了日:11月14日 著者:イルセ・サン
きみはポラリス (新潮文庫)の感想
よくありがちな王道の恋愛というより、いろんな愛と好きと想いが詰まった小説です。秘密って、後ろめたくて甘美な罪の香りに満ちているからこそ、惹きつけられるものであり、恋愛によく似合うとの解説に共感。それぞれの話が短いのでもっと読みたいな・・・!と続きを求めたくなりますが、情報量が少なくてこの短さだからこそ、その後を想像したり、自分の体験と重ね合わせることができると思います。1番好きな話は「春太の毎日」。動物も好きだしその気持ちを想像するのも好きなので、思わずにやにやしながら楽しく読めました。
読了日:11月21日 著者:三浦 しをん
大好きな人がずっと一緒にいたいと思う女になれる。 褒め言葉の魔法
読了日:11月22日 著者:瀬里沢 マリ
火花 (文春文庫)の感想
最後まで神谷の面白さも良さもわからなかった。だけど、芸人には人それぞれ、これが面白い、これがお笑いである、というような、自分にとっての芸人という考え方を徳永や神谷のように、それがまわりには理解し難いことだとしても、何かしら持っているんだろうなと思いました。「臆病でも、勘違いでも、救いようのない馬鹿でもいい、リスクだらけの舞台に立ち、常識を覆すことに全力で挑める者だけが漫才師になれるのだ。この長い年月をかけた無謀な挑戦によって、僕は自分の人生を得たのだと思う。」芸人である著者だからこその言葉だと思いました。
読了日:11月23日 著者:又吉 直樹
酒と恋には酔って然るべき(1)(A.L.C.DX)
読了日:11月24日 著者:はるこ,江口 まゆみ
酒と恋には酔って然るべき(2) (A.L.C.DX)
読了日:11月24日 著者:はるこ,江口まゆみ
酒と恋には酔って然るべき(3) (A.L.C.DX)
読了日:11月24日 著者:はるこ,江口まゆみ
引き寄せの法則 エイブラハムとの対話 (引き寄せの法則シリーズ)
読了日:12月01日 著者:エスター・ヒックス,ジェリー・ヒックス,Esther Hicks,Jerry Hicks
日本人こそ、宇宙にお願いすればいい。
読了日:12月01日 著者:吉岡 純子
無限にお金を引き寄せる 妄想の法則: いますぐできる妄想で、「幸せなお金持ち」になる30の方法
読了日:12月11日 著者:かずみん
「風の時代」に自分を最適化する方法 220年ぶりに変わる世界の星を読む
読了日:12月11日 著者:yuji
酒と恋には酔って然るべき 4 (4) (A.L.C.DX)
読了日:12月12日 著者:はるこ
酒と恋には酔って然るべき 5 (5) (A.L.C.DX)
読了日:12月12日 著者:はるこ
わたしは愛される実験をはじめた。
読了日:12月12日 著者:浅田 悠介
マンガでわかる「引き寄せの法則」 かずみんスタイル
読了日:12月16日 著者:かずみん
新訳 願えば、かなうエイブラハムの教え―――引き寄せパワーを高める22の実践
読了日:12月19日 著者:エスター・ヒックス,ジェリー・ヒックス
復刻改訂版 「引き寄せ」の教科書 (スピリチュアルの教科書シリーズ)
読了日:12月19日 著者:奥平 亜美衣
1分彼女の法則
読了日:12月25日 著者:ひすいこたろう,大嶋啓介,白鳥マキ
前祝いの法則
読了日:12月26日 著者:ひすいこたろう,大嶋啓介
読書メーター
2021年の読書目標
テーマ縛り月間を設ける
例えば、
「今月は外国人作家だけを読む月!」
「今月は恋愛小説だけを読む月!」
「今月は2021年に発売された新刊のみ読む月!」
「今月は本屋大賞を読破する月!」
などなど、テーマに合わせた読書をしようと考えています。
これまでテーマを決めて読書をすることがなかったので、どんなテーマでやろうか、今も考えただけでワクワクします。
漫画も読む
AmazonのKindle端末を手に入れたので、これで場所を気にせずに漫画を沢山持ち運ぶことができます(歓喜)。
2020年はあまり漫画を読まなかったので(場所を取ることを考えると、所有欲はあるが購入になかなか踏み出せなかった)、
2021年は、心置きなく漫画を読んでいこうと思います。
「鬼滅の刃」は友だちから借りて読んだので、いつでも読めるようにKindleで購入して所有したいです。
「呪術廻戦」「ミステリと言う勿れ」も気になっています。
「のだめカンタービレ」も、もう一度集めて読み直したいな。
150冊読破
春から復学するので、読書する時間があまりなくなってしまうかもしれませんが、
そんな中でも、2021年の1年間で150冊読破したいと思っています。
100冊は読破できそうです。
150冊となるとかなりハードルがあがりますが、
目標は高い方がいいというので、高めに設定してみました。
せっかくの残りの休学期間も、復学後も読書を楽しみます。